今日羽鳥慎一モーニングショウに今井眞一郎・ワシントン大学教授が出演されていて、
マウスでの実験後成功後、人間の女性への10週間の投与結果で副作用が無かったこと。
次の臨床として、男女に16週間投与する臨床をする事を話されていました。
NADの減少で老化を抑えられなくなる 編集 日時を編集
生命活動にとって必須であるNAD(ニコチナミド・アデニン・ジヌクレオチド)と呼ばれる物質が、全身のさまざまな臓器・組織において、加齢とともに低下してしまうことが、最近の老化・寿命研究によって明らかにされています。このNADの低下が、臓器や組織の機能低下、ひいては老化関連疾患の病因を引き起こしていることもわかってきています
血液中を巡っているNAD合成系酵素eNAMPTが、哺乳類の老化と寿命を制御していることを解明―新しい抗老化方法論の開発に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
このNAD特に50歳を過ぎたころから急激に減少するそうです。
だったら、NADを摂取すれば、老化を抑えられて、
健康寿命も延びるのではないかと考えられます。
ただし、NADをそのまま摂取しても、腸内最近によって消化されてしまうので
体内には届かないのだとか。
そこで、NAD合成を促進するNMNを摂取する方法で体内に届けて、
NADを増やすという方法を利用して、マウスの実験をしたとのこと。
マウスの実験では糖尿病の改善
このNMNをマウスに投与したところ、大幅なインシュリンの増加が認められています。
そこで人にも臨床実験を行ったところ、臓器の法の改善はみられなかったが、
筋肉で作られたインシュリンが増加したそうです。
そこで量を増やして、男女に対して16週間の臨床実験をするということで、結果が楽しみです。
投与量と、投与期間の増加でさらなる良い結果がでるといいですね。
現在NMNは糖尿病に効くということで知られていますが、
糖尿病自体が先天性や他の病気からの誘発を除けば、老齢化がその要因となると考えられています。
つまり糖尿病だけで無く、身体全体に老化抑制効果がある可能性が考えられていて、
今井は、単なる糖尿病の治療薬として研究しているのでは無いそうです。
NMNの有効性の実験で、マウスに1年間NMNを投与したところ通常のマウスに比べ、中年太り(体重増加)、加齢によるエネルギー代謝の低下、骨密度の低下、眼の機能低下など多くの臓器の機能低下が抑えられることがわかりました。加えて、糖尿病、アルツハイマー、心不全、腎不全などその他の疾患にも効果があることが明らかになっています。
つまり、NMNによる明らかな抗老化作用が確認されたのです。
https://www.nomon.jp/lineup/nmn/
見た目の若返りにもNMNが期待できる?
老化の抑制で良くなるのは糖尿病だけで無く、
色々な臓器の老化を抑制できると考えられています。
そして、皮膚の老化もその対象と考えられるようで、
体内の若さを保つだけで無く、外見の老化も抑制できる可能性がありそうなことを、
今井教授ははっきりとはいいませんでしたが、その方向性も考えているとの事でした。
これはとても期待できそうで、早く実現して欲しいですね。
見た目さえもかなり若くいられる可能性があるわけですから。
老化抑制の実現はいつごろ?
これが10年20年先というなると、若い人はいいですけれど……
中年やシルバー以降の人達にとっては、もう間に合わない世界。
老化を抑制できても、若返りは、NMNだけでは無理ですからね。
しかし、5年先にはそのような時代が来る、老化が普通に抑制でき時代がくるようなことを示唆されていました。
これはかなり期待してしまいますね。
5年先の年齢で、しばらく老化を抑えられるかもしれないのですから。
80歳90歳でも元気ではしらけている時代が来るかもしれませんね。
ただ、今の時点で老化の進行を遅らせておきたいですよね。
そのための方法というものがいくつか語られていたので、ご紹介しておきましょう。
50歳過ぎたら小太りが死亡リスクが低い
急激にNADが減少するのが50歳台以降だそうですが、
脂肪細胞には、NADを増加させるための分泌物が出されているそうです。
そして、実際にBIM数値で、男性の場合、25%~26%の人、女性の場合、
23%~24%の人の死亡率が最低となっています。
そりより下でも、上でも死亡率は高くなっていました。
つまり若い内は肥満は避けたいところですが、
50歳以降はある程度は死亡があった方が老化が抑制される可能性が高いのだと考えられます。
つまり痩せるよりちょっとだけ太っていた方がいいと言うことですね。
そうはいっても筋肉でなく、脂肪ばかりで体重稼いでいるのは健康にはよくないでしょうから、
ある程度筋肉というものはつけないといけませんね。
朝食を高カロリーに
今井教授は、朝食に高カロリー色を食べでいるそうです。
朝のメニューが紹介されていましたが、でかいステーキとか、夕食のメニューの様なものになっていました。
夕食は軽いもので済ませて、八時以降は、お茶と水だけとかだそうです。
寝る前4時間以内に食べてしまうと、血糖値が高いまま寝ることになってしまうからだそうです。
そういえば、十代でガリガリなのに脂肪肝と言われた人が知り合いにいるのですが……
深夜にばかりお菓子やジュースを食べまくり、朝も昼もあまり食べないというのが気仙院だと医師に指摘されたそうです。
米国のように極度の肥満が少ない日本で、老化による原因が多い糖尿病などが増えているのは、
やはり寝る前の飲食が原因ではないかと思われますね。
なかなか仕事終わりの時間で、くつろいで飲食してしまう習慣を正すのは簡単ではありませんが、
健康寿命を延ばしたからったら、実践するしかないでしょう。
5年頑張れば、老化を抑える新薬でもできているかもしれませんから。
今井教授は薬というより、もっと自然な摂取方法について検討されているようでしたけれど
NMNサプリは既に出ている
NMNは今井教授の女性の投与で副作用は無く、効果があったことがあったことは明らかになっているため、
サプリとして既に色々と出回っています。
他の効果についてはまで研究中のようですが、意識の高い人は摂取しているのですね。
ただまだ出たてなので結構高価なサプリなので、食べ物からとるのは大変ですが、
理想的には食べ物で摂取するようにしてもいいですよね……。
ただし250mg(確かいまい教授が女性への臨床で使った量)とるのに、
トマトで600個、ブロッコリーで4,000房、枝豆で2万粒という
とても無理なものなので、ちょっと現実的ではなさそうです。
ハーバード大学のシンクレア教授の著書『LIFESPAN 老いなき世界』でも
1日1000mgのNMNを摂って効果を実感したということから、
1日4粒飲んで1000mg摂れるように設計しました。
純度99%NMNでリバースエイジング【NMNセフィロト】